英語の発音とフローについて
英語の基本的な発音方法
好きな映画のシーンのモノマネ、独り言、歌を一緒に歌うなどをおすすめしましたが、一番大事なことをお伝えするのを忘れていました。それは、基本的な発音の方法です。
映画のモノマネや独り言を実践する前に、この基本を押さえることが非常に重要だと思います。ネイティブの子供が習う発音で始めましょう。正直、文字だけで表現するのは難しいですが、イメージを膨らませて読み進めてみてください。
英語の発音と日本語の発音の違い
英語にあって日本語にない発音は数多くあります。自分は発音博士ではなく、モノマネを完璧にしようとしてきただけで、すべての単語の正確な発音をブレイクダウンして説明するのは難しいですが、基本的なコツを紹介します。
代表的な英語の子音の発音(ABC順)
- C:スィー(に近い感じで大丈夫です)
- F:エフ(フの時に上前歯で下唇をかみ、空気を「フ」と漏らします)
- L:エルゥ(ルゥの時に、舌先を上前歯裏側に当てて「ウゥ」と発音します)
- R:アー(皆が苦手なRの発音。舌を巻き上顎につけながら「アァ〜」と発音します)
- V:ヴィ(上前歯で下唇をかみ、「ヴィ」と発音します)
- Z:ズィ(上下前歯を噛み合わせ「ズィ」と発音します)
これらの子音の発音は、アルファベットの発音に基づいており、母音と子音の組み合わせが基本です。しかし、子音だけで発音する場面も多いため、注意が必要です。
子音のみの発音
アルファベットだけでは会話にならないため、単語を構成する際の発音に注意する必要があります。例えば「Break / ブレイク」ですが、これは意外に難しく、特に日本語で説明するのは至難です。
まず「B」の部分は「ブ」と発音して大丈夫ですが、その直後に「R」が来ているので、「ブ」の直後に舌を丸め上げ「レィ」と続きます。最後の「K」は子音のみの発音となります。「ク」と読みますが、母音の「ウ」は発音しません。喉を閉じ、口の中だけで「ク」と音を鳴らすイメージです。
このように、子音は子音として発音する意識ができると、よりネイティブに近い発音になります。特にRやF、Vの発音は、本物っぽく話すための必須テクニックです。
二重母音(サイレントe)のルール
英語には、アルファベットを見たまま発音しない場合があります。その一例が二重母音(サイレントe)というルールです。以下にいくつかの例を示します。
- at(アット)→ ate(エイト)
- 「a」がアではなく、ローマ字読みのエイになります。
- hop(ホップ)→ hope(ホウプ)
- 「o」が短母音の「オ」から二重母音の「オウ」に変わります。
このルールは、英語を読む際に役立ちますが、細かいことにこだわりすぎず、まずは基本を押さえたうえで進めることが大切です。
まとめ
日本人にとって、様々なイレギュラーがある英語の発音ですが、最初のハードルは子音だと言っても良いでしょう。日本語は、必ず子音の後に母音が来るという特徴があり、子音だけで発音するという概念がありません。まずは子音発音を体得し、それによって発音の引き出しの鍵が開きます。その鍵を使って、英会話というドアを開き、世界の人々と楽しく会話する新しい世界に飛び出しましょう。
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