英語を『喋れる』と『喋れない』の境目
英語を『喋れない』と思い込んでいませんか?
結論から言うと『境界線』はあります。英語に限らず、言語そのものの『喋れる』と『喋れない』の境目は境界線というほどにはっきりとした線ではないですが、境界領域は必ずあります。
英語もトレーニング・訓練のすえに体得できるものなので、筋トレと同じく努力した分だけ自分に返ってきます。マトリックスのように翻訳プラグインをインストールした途端喋れるようになれれば良いですが、現実問題そういうわけにもいきません。
近い将来の技術革新
近い将来、ヘッドホン型デバイスで同時通訳の機能が備われば、もう通訳という仕事は無くなってしまいます。しかし、これは5〜10年以内の話で、まだまだ時間がかかると思います。
英語を話せるまでの道のり
さて、英語を喋れると自信を持って公言できるまでの期間には、個人個人の人生や性格、生活サイクルなどがあります。そのため、乱暴に「こうだ」とは言いたくないのですが、自分の経験則からのお話ししかできないのでご了承ください。
持論として、自分にとっての『英会話勉強法とその実践』とは営業のプレゼンと同じで、『どれだけ話したい内容の会話をストックできているか』をひたすらアウトプットすることでした。日本語を話している時も、伝えたいことをもとにその会話に持っていく工夫をする場面があります。会社でいえば、『近日中に上司にこの提案をしよう』という場面もあります。
ストックの重要性
ストックを続けていると、様々なトピックのストックになって行きます。慣れてくると全く違ったトピックの動詞を変えるなど、様々な内容を横断して会話できるようになってきます。このアハ体験はぜひ皆さんにも体験して欲しいです。めちゃくちゃ楽しいですよ。
昔覚えた映画のワンシーンのセリフが急に理解できたりします。点と点が突然つながる感覚は体験しないと分からないと思いますね。
自己紹介の難しさ
テーマのない自己紹介的な語彙力だけだと、せっかく会話をスタートしてもすぐに終わってしまい、気まずい沈黙が続いてしまうことが多いです。自己紹介を膨らませるために、『今何に興味があるのか』『生い立ち』『趣味』などの語彙を最初は構築するのですが、相手によっては興味のない事項になると即会話終了となり、撃沈することもあります。自分もそんな悔しい経験が多かった気がします。
初期は準備したことは大体アウトプットできずに撃沈していましたw。
リスニングの重要性
この事象の一つの大きな問題点は、相手の言っていることを聞けていないからだと思います。自分が言いたいことばかりにフォーカスしすぎて、相手の言っていることに対して返答ができないことが原因です。
最初は難しいかもしれませんが、相手の言っていることをしっかり聴き、文法や単語が正しくなくても良いので誠意を持って的確に返答することが正解です。
言語交換の熱意
想像してみてください。もしカタコトの日本語で外国人が何かを尋ねてきたら、相手の言語力に合わせて自分も相手の言っていることを理解しようとすると思います。その逆も同じで、会話したいという熱意があれば相手はわかってくれるものです。会話をする際、文法などは別に重要ではなく、完璧である必要はないのです。
トライ&エラーの重要性
このトライ&エラーとエラーからの学びを繰り返しているうちに、いつの間にかあなたは『喋れる』状態になっていることでしょう。何でも喋れば良いというわけではないので、しっかりエラーから学び、それをストックし増やして、アウトプットし続けてください。
まとめ
近い将来、あなたの経験を聞かせていただけると嬉しいです。この記事を参考にして、ぜひあなたも英語学習に挑戦してみてください。そして、あなたの成功体験を共有してください。
この記事へのコメントはありません。